こじまファームに蜂蜜を買いに行ってみた!〜身近なSDGs Vol.1~

みなさん、“SDGs”って、聞いたことがありますか? IVUSAでも最近よく耳にするかもしれませんが…


SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、国連加盟国193カ国が、2016〜2030年までに達成するために掲げた目標です。「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のために、17の目標が掲げられています。 


▼SDGsに興味がある人は、ぜひこちらもCHECK! 

外務省「持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けて日本が果たす役割」

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/pdf/2001sdgs_gaiyou.pdf


そんなSDGsですが、私たちの生活や暮らしとは、どんな風に関係しているのでしょう?! 今回の連載は、SDGsと自分たちの生活について考えるきっかけになればなぁ…という想いで、IVUSA非常勤職員の湯田が、様々なモノや体験をご紹介して行きたいと思います。  


さて、Vlo.1となる今回は…こじまファームに蜂蜜を買いに行ってみた! 

…ということで、横浜市小山町にある「こじまファーム」に、蜂蜜を買いに行ったことを書きたいと思います。 

この「蜂蜜」、SDGsのどんなゴールと繋がるでしょう…? 

みなさんもぜひ、考えてみてください^^ 





いざ、こじまファームへ! 

さて、目的地はJR/市営地下鉄の中山駅から歩くこと約10分…看板が見えてきました! 



入り口はこちら。隣のトトロに出てきそうな、わくわく感があります…! 


この中にあるのが、養蜂場。種類によって採れる蜂蜜の味・色・香りも変わり、こじまファームでは、年間を通じてさまざま味わいの蜂蜜を楽しむことが出来ます。 


私が今回購入したのは、右から2番目の「れんげ」。蜂蜜を口にすると、ほのかにれんげの香りがします。  



蜂蜜と社会問題の繋がりとは… 

実はこの蜂蜜、非加熱・無添加で作られており、酵素やビタミンなど身体に良い栄養成分が豊富に含まれているそうです。安全を守るため、「放射線不使用」「抗生物質の残留なし」「プラスチック容器の不使用」の3つをポリシーを大切にされています。 


また、こじまファームでは、蜂蜜だけでなく、無農薬で育てた野菜の販売も行われていて、蜂蜜や野菜に、有害な物質が含まれていないか、丁寧な検査が行われています。



農作物を育てる際に、有害な虫を殺すために使用されている“農薬”ですが、虫の生態系や、野菜や食物を通してそれを口にした人間の人体にも影響を与えることは、深刻な社会問題となっています。 


▼“蜂蜜と農薬の関係”に関しては、以前、卒業生の小島萌美さんが記事に書いているので、ぜひそちらもチェックしてみてください! 


農薬による自然環境・生態系・人間などへの影響を知る為に、こじまファームの小島さんにオススメしていただいた参考文献は、こちら。 



農薬の影響や、環境汚染についてさらに詳しく知りたい人は、ぜひ読んでみてください。 



SDGsとの繋がりについて考えるヒント  

さて、先ほど、蜂蜜がどうSDGsに繋がるのかぜひ考えてみてください!と書きましたが…みなさんの答えは、どれだったでしょう?様々な要因・状況が絡み合っているので、様々な答えがあるかとは思いますが…


私が最近、特に注目しているのはこちら▼ 

[12.つくる責任つかう責任]


私たちが、生活の中で食べるもの、着るもの、住むのに必要なもの…どこから来て、どこへ行くのでしょう? 今、目の前にあるものについて、少し考えてみてください。 


誰が、どんな風に作っているでしょう? 

材料や製造過程には、どんなものが、使われているでしょう? 


もしかすると、持続可能な社会づくりを促進させるような工程が踏まれているかもしれないし、もしかすると逆に、あなたの使っているものが、劣悪な環境の労働や、地域の環境破壊や、自然へ悪影響を与える物質を生み出すことに加担してしまっているかもしれません…。 


経済やシステムが複雑に発展した私たちの生活では、なかなか、自分たちの生活にまつわるモノが、 

どこから来て、どこへ行くのか? 

を意識することは、案外難しいように思います。そんな中で、その問いを立ち止まって考えながら、一消費者として買うモノを意識して選んだり、企業やお店に質問や提案をしたりしてみることが、「社会を変える」一歩になるのではないか、と、私は思っています。 


そんな想いもあり、今回、自分が好きでよく家でも口にする蜂蜜を、選んで買いに行ってみました。生産者の方のこだわりや想いに触れることで、安心して口にすることが出来ると共に、地球環境にも配慮できる…おトクな気分の休日となりました!


最近は、スーパーでも有機野菜や無添加商品コーナーがあったり、ファッションでも、人と地球にやさしい“エシカルファッション”が人気だったりと、選択肢も多様になっていて、目にする機会も増えているかもしれません。コロナ禍で、家での生活時間も長くなりがちな今、生活の中で使うモノについて、ぜひ考えたり行動をしたりしてみてはいかがでしょうか…? 


▼最後に撮らせていただいた、こじまファームのオーナー小島忍さんと2ショット 


▼こじまファーム情報 

神奈川県横浜市緑区小山町653-8 

JR・地下鉄グリーンライン「中山」駅北口徒歩10分  


こんな人にオススメ 

✔︎普段の生活から、SDGsに対して、自分にも出来ることをしてみたい方 

✔︎蜂蜜が好きな方! 

✔︎健康によく、地球への負荷も少ない方法で育てられた野菜を食べてみたい方 

✔︎そんなに都内から遠くない場所で、自然を感じたい方 


 よければぜひ、訪れてみてください^^♫   


この記事を書いた人 


湯田 舞 

IVUSA非常勤スタッフ 

IVUSAでは、フィリピンツアー通訳兼コーディネーター/減災プログラム化/社会課題を自分ゴトとして考える場”Social Salon in IVUSA”をやっています。IVUSAのOGではなく、大学時代は少林寺拳法ばっかりやってました。宜しくお願いしま


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