IVUSA最近推している、“減災”ってそもそも何…!?


こんにちは、事務局非常勤職員の湯田です。 

最近、「IVUSAでは、『減災』プログラム化のサポートをしています。」 …という自己紹介をしています。そこで今回は、私が担当しているこの『減災のプログラム化』についてみんなにもっと知ってもらうべく、一体なに!?みんなどんなことしてるの?!ということに迫ってみたいと思います。 



WHY なぜ、やるのか? 

みなさん、すでに私よりよっぽどご存知かもしれませんが…、IVUSAは、設立初期の頃より、様々な災害への救援活動を行ってきています。近年では、2017年の西日本豪雨災害での活動などは記憶に新しく、皆さんの中にも実際現地で活動を行った方や、行けなくても様々なアクションを起こした方も多いのではないかと思います。

 (IVUSA災害救援実績) 


長年の災害救援活動の中で、様々なノウハウ・知識・経験が、IVUSAには蓄積されていますが、その蓄積をより積極的に社会へ発信してゆこうと言うのが、IVUSAが減災を打ち出してゆく理由です。 



「減災」とは? 

災害を防ぐ活動に対する言葉は、「防災」「減災」など、様々な言葉がありますが、IVUSAで「減災」と言う言葉を使っています。言葉の使い方として、「防災(=対応防災)」と「減災(=予防防災)」の違いと意味をまとめたものが、こちらです。


発災後の対応だけでなく、私たちの人生や社会の中にある災害リスクをいかに減らしていくかというのが、「減災(=予防防災)」の視点です。 



HOW?どうやってやるのか? 

■Webサイトの作成・発信

2017年度に子どもゆめ基金の助成金を受けて、IVUSAが作成したのが、下記のWebサイトです。被災地に共通した課題である、“少子高齢化”、それに伴う、“災害時の機動力である若い世代の人数不足”を解決するために、子ども向けの減災教材となっています。  


▷『これなら、デキる!! できることから始める! 

ボクたち、ワタシたちの「減災(げんさい)アクション」』



■“減災”のプログラムの普及

これまでも、熊野子どもチャレンジキャンプなどのプロジェクトや、クラブ事業で減災について取り組んで来た人も、IVUSAには沢山いると思います。せっかく、いろんな人が減災に関わっているので、“知識やノウハウを、IVUSAの中で集約・見える化”し、活動をより活性化しやすく、また、社会へ向けて発信しやすくすることが目的。 私が担当している、“『減災』のプログラム化のサポート”と言うのは、まさにこの部分で、これを実現してゆくための体制の整備やみなさんの相談窓口をしています。  


① 「減災プログラム」コミュニティづくり

減災に関する様々な情報を交換するためのプラットフォームづくりを行なっています。 現在は、LINEグループを作り、そこに参加してもらい、勉強会や各種情報を流しています。 


② 「減災ファクトリー」開催

学生主体の学びの場です。クラブ事業やプロジェクトで行う減災関連のプログラムのアイディア出しやワークなど、自分たちの活動に繋げる学びや振り返りの機会です。 

次回は、10/6(日)開催予定! 


③ 「減災×〇〇」―様々な角度で減災を知り、考えるイベントの開催

事務局主幹にて、「減災×〇〇(様々な社会課題)について考えるイベントを開催してゆきます。テーマは、LGBT、障害、外国人支援などの予定です。 

(2019年11月、2020年1月、3月開催予定。詳細決まったら、またお知らせします。) 

  


最後に

これで少しは、何をやっているか、お分かりいただけたでしょうか・・・?! 体制や仕組みなど、模索しながら構築して行っている途中なので、分かりにくいこともあるかと思います。何かあれば、お気軽にお尋ねください!!^^ 


そして是非、「減災ファクトリー」や、その他イベントにも足を運んでみてください。 



この記事を書いた人

湯田 舞 

IVUSA非常勤スタッフ IVUSAでは、フィリピンツアー通訳兼コーディネーター/減災プログラム化/社会課題を自分ゴトとして考える場”Social Salon in IVUSA”をやっています。IVUSAのOGではなく、大学時代は少林寺拳法ばっかりやってました。宜しくお願いします

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