卒業生に聞く「IVUSAの経験はどのように役に立ったのか?」Vol.1 上田 康雅さん(20期)

こんにちは!今回はIVUSAの経験がどのように就職活動や社会人生活に活かされたのかインタビューしてまいりました。就職活動中の学生は必見です!ぜひ最後までお読みください!


今回インタビューを受けてくださった卒業生の方のプロフィール

上田 康雅さん

法政大学出身。IVUSAでは、第20期の副学生代表も務めた上田さん。現在は第一三共株式会社のマーケティング部で活躍されています。




IVUSAに入ったきっかけと活動内容

ーーIVUSAに入ったきっかけを教えていただけますか?

上田さん:新歓の時期にIVUSAのブースで、当時の副学生代表の方がインドでの活動について熱く語っていたんです。文化も言語も生活環境も全く異なる場所で活動している姿がとても魅力的でキラキラして見えました。「自分もそんな経験ができるのかもしれない」と思ったことがきっかけです。


ーーIVUSAではどのような活動に参加されていましたか?

上田さん:本当に様々な活動に行きました。国外では中国やインド、国内では災害救援活動として山口県の豪雨災害や新潟の豪雪災害、東日本大震災の災害救援活動に参加しました。特に災害救援活動は印象深いですね。

(災害救援活動中の1枚)


微力だけど無力ではない —— 災害救援活動から学んだ社会貢献と価値観の変化

学生時代は、災害救援活動に力を入れていた上田さん。モチベーションの源泉について詳しくお聞きしました!


ーー災害救援活動は大変なことも多かったと思いますが、やり切れた要因は何だったのでしょうか?

上田さん:目の前に困っている人がいて、自分が何かできるかもしれないという可能性を感じられたからだと思います。

大学1年生の春に行った、山口県での災害救援活動の時のことです。私たちは素人で、本当に役に立っているのか不安でした。でも、現地の方から「ありがとう」と言われた瞬間、「微力だけど無力ではない」と実感したんです。社会のために何か貢献できるかもしれないという可能性を感じました。


ーー上田さんの価値観が大きく変わったきっかけは何だったのでしょうか?

上田さん:そうですね。もともと誰かの幸せに貢献できるような仕事をしたいと思っていました。そんな中東日本大震災が起こって、「幸せ」は生きてこそ、健康があってこそだと感じ、人々の健康に貢献できる仕事を志しました。



健康に貢献したい—— IVUSAの経験から自分の価値観が明確になった

ーーIVUSAの経験は就職活動にどのように活きましたか?

上田さん:IVUSAの経験は非常に活きました。

IVUSAでの活動、特に東日本大震災後の経験から、「人の健康に貢献したい」という明確なありたい姿が確立されたので、面接でも仕事に対する考え方や、なぜこの職種を希望するのかについてより詳細に伝えることができました。IVUSAでの経験は、私が何を大切に生きていきたいのかを振り返り、言語化をする上で、非常に大切でした。


ーー自分自身の方向性を見つけるのは難しいと感じる人も多いと思いますが、どのように見つけていったのでしょうか?

上田さん:自分がどういう人になりたいのか、確かに決めるのは難しいですよね。でも、自分がどんなことに魅力を感じるのか、何が好きなのか、どんなことに心を動かされるのかに注目することが大切だと思います。

IVUSAではいろいろな経験、いろいろな人との関わり、時にはシビアな環境の中で、自分が何を大切にしているのかを知ることができました。言わば、自分の人間性を味わう場として活用したんです。


ーー「ありたい姿」や「やりたいこと」について、どのようにお考えですか?

上田さん:大事なのは「ありたい姿」や「やりたいこと」を明確にすることですが、それを逃げのように使ってしまうのはよくないと思います。「自分がこうありたい」イコール「自分がやりたいことだけやる」ではないんです。

自分がなりたい姿・ありたい姿のためならば、どんなつらいことも乗り越えられる、どんなつらいことも我慢できるという強い気持ちが生まれます。IVUSAでの活動中に困難にぶつかっても、「逃げる」という感覚がなかったのは、そのためだと思います。


ありたい姿を明確に —— 社会人生活に活きるIVUSAの経験

ーーIVUSAの経験が社会人生活にどのように活きていますか?

上田さん:社会の中で経験する辛いことや困難なできごとも、「こういう自分でありたい!」と明確に思い、そのために頑張れることが大きいですね。そしてその「在りたい姿」は、IVUSAでの経験を通じて得られた気づきですから、感謝しかありません。

また、IVUSAで経験した多くの失敗も社会人生活に活きています。なぜあんな虚勢を張ってしまったんだろう、なぜあんなコミュニケーションをとってしまったんだろうと反省することも多かったです。

でも、失敗をしても、「ごめん、次頑張るから」と言える仲間がいてくれたことは貴重でした。今で言う、「心理的安全性」が高く、チャレンジする意欲が薄れることがありませんでした。その「挑戦できる環境」の重要さは社会人の今でも感じますし、仕事をする上で大切にしていることです。


さいごに —— OB・OGとなった今も続く社会貢献の精神

ーーIVUSAのOB・OGとなった今、どのような活動をされていますか?

上田さん:私の「ありたい姿」は、「自分が手の届く範囲の人たちに幸せに貢献したい」です。ですから、「社会に対して何かできることはないか?」というアンテナを常に立てていますし、共にIVUSA生活を送った仲間たちと、「社会に対して自分たちに出来ることはないか」を定期的に話し合っています。楽しいですよ。


ーー最後に、これからの展望をお聞かせください。

上田さん:これからも「社会に対して何かできること」を考え続けたいと思います。環境と仲間に恵まれていることに感謝しながら、自分の専門性を活かして社会に貢献していきたいです。




インタビューを終えて、上田さんの言葉からは「人のために何かをしたい」という純粋な思いと、それを実現するための明確な軸を感じました!


みなさんも今回の記事を通じて自身の「ありたい姿」を過去を振り返りながら探してほしいと思います!

インタビューにご協力いただきありがとうございました!


記事を書いた人

鬼頭 崇真

大学生で何かに挑戦してみたい!という思いからIVUSAに所属!

趣味は野球・サッカー観戦・読書

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