【28期卒業文集】ある日の大学4年生女子のエシカルな1日。

今回は卒業文集ということで、私のエシカルな1日について書きました。 

「なんで卒業文集にお前の1日なんか書いてんだよ!興味ねえよ!」なんてひどいこと言わないで、少し読んでみて…! 


そもそもエシカルとは、「倫理的な」という形容詞を表す言葉ですが、最近では「環境保全や地域社会への配慮」というニュアンスでも使われるようになりました。

エシカルという言葉と共に使われる“エシカル消費”
エシカル消費とは 「『人と社会、地球環境、地域のことを考慮して作られたモノ』を購入・消費する」ことだそうです。(一般社団法人エシカル協会の定義による) 



さっそくですが、私のエシカルな1日を覗いていきましょう。プライベートすぎますが、ぜひ読んでほしいなと思います。そして、自分の生活も見つめ直すきっかけになればと思います。 

どうぞ! 


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《9:00 起床と着替え》 

おはようございます。
4月から早起きをしなければならないのに、本当に起きられません。顔洗ったり歯磨きしたりした後、着替えます。
私は4年間無印良品で働いていたので、無印の服がとてもあります。なので今日はそれを着ます。 

 


皆さん、無印で服買ったことありますか?
無印良品の服はオーガニックコットンを使っています。
綿100%?そうです。綿100%◎
とても肌に優しいのですが、それだけではありません。

オーガニックコットンは、厳しい審査を受けた有機栽培のコットン。
基準として、
①農薬や化学薬品の使用を最低限にしているか
(無印良品のコットンは3年以上農薬や化学薬品を使っていない農地で育てています。)
②労働者の健康や安全を配慮して作られているか
③児童労働を禁止しているか
が挙げられます。 


地球にも人にも優しいオーガニックコットンを使った洋服を使うことが、生産地にも還元されるのが素晴らしいと思います。ポリエステルの服はシワがつきにくいのでお手入れしやすいですが、洗濯を繰り返すとマイクロプラスチックとして海に流れ出てしまうのが問題点。少しお手入れが大変だけど、地球にも人にも優しいオーガニックコットンの服を選んでみてはいかがでしょうか。 



《12:00 マクドナルドで昼食》 

大好きなグランベーコンチーズと爽健美茶を頼みました。
 (皆の好きなメニューは何ですか?) 


マックのイートインはトレイに乗せてくれますが、このトレイは使わなくなったハッピーセットのおもちゃを回収し、再利用されたものなのです。マクドナルドに行った際はぜひ回収ボックスを見てみてください! 

また、トレイに乗っている紙は森林の認証紙を使っています。よく見ますよね、FSCマーク。紙にとって必要なのは森です。
しかし、世界では森林減少が問題になっています。原因は自己の利益のための、違法伐採です。この問題を解決するため私たちができること。それは「森林の管理や伐採方法が環境や地域にためになっているか」を評価し、認証された森林で作った製品を使うことです。

意外と知らなかったFSCマークの意味が知ることができて良かった! 



《14:00 夜ご飯の材料を買いにスーパーへ》 

スーパーに行ったら必ず利用するであろうカゴ。スーパーに置いてあったカゴは、海に流れて出てしまったプラスチックをリサイクルし生まれたものだそうです。 



海岸清掃に行っていた私は、このような「地球に優しい」という言葉に反応してしまいます。少しでも地球に優しいものを買おう、使おう、と意識しています。最近はこのようにプラスチックを再利用した商品を作る企業が増えてきましたね。先日、ロフトでは海から流れ出たプラスチックで作ったボールペンが発売されていました。皆さん、要チェック。 


※ここで少し雑談。
いまさらになりますが、このような環境保護に関するCSR活動に取り組める企業に就職したかったなと思います。入る前から少し後悔しています。(後輩の皆さんは後悔のない就職活動をしてくださいね…!笑) 


《16:00 ネットショッピングをする》

外で買い物するのも楽しいのですが、こんなご時世ですし、花粉もすごい。ネットショッピングが増えました。私が買ったのは、女子大生なら知っているであろう、SHIRO。 

期間限定のミニボトルセットが発売になったのですが、ポーチに入るサイズでちょうどいい。結局香水って使い切れないですよね…。なので、こちらを予約しました。 

買うときに
○箱あり
○箱なし エシカル割
という選択がありました。 


 


エシカル割というのは 簡易包装で、商品が箱に入っていない状態で送られてくるというもので、箱ありに比べ少しお安いのが特徴です。
箱って結局ゴミになりますし、箱なしの方がお得ならこっち買ったほうがいいと思い、私はエシカル割を購入しました。 


商品が届くと、プチプチに包まれて送られてきました。しかし、外装は段ボール…。 ネットショッピングをしていると思うことは、「これっぽっちなのに大きい段ボールだな…」ということです。「小さな化粧品をわざわざ段ボールに入れなくてもいいのに。もっと簡易的でいいのに。」と思うのは私だけではないはず…(笑) 

 ネットショッピングが増える中で、この段ボールが問題になってきそうですね。 


《18:00 夜ご飯を作る》 

おうち時間が増えたことで、実家暮らしの私ですが料理をすることが増えました。得意料理は特にはないですが、ナスの煮浸しが美味しいといわれます。(料理に入るのか…?) 


料理にはラップが必要不可欠ですよね。ですが、ラップってビニールですし環境に悪いような気がしていました。そんな時、蜜蝋ラップというものを見つけましたが、写真がないのです(;_;)ごめんなさい!!!(ネットで調べてみてください〜!) 

蜜蝋とは蜂の巣の元になる蜜蝋でコットンをコーティングした、天然素材のラップなんです。繰り返し使えるラップなので、環境にとても優しいのです。 Amazonや楽天で見てみてください。とってもかわいい柄でキッチンが明るくなりますよ◎ 


長くつらつらと私のエシカルな一日を書いてきましたが、最後に私の後輩を紹介します。
彼女は、環境に優しい暮らしについてSNSで発信しています。読んでいて「なるほど!」という発見が多く、多くの人に知ってもらいたいと思い本人の許可を得て、こちらに書かせていただきます。ぜひ、皆さん読んでみてください! 

https://instagram.com/mari_ethicalstyle



このように、自分に周りには意外とたくさんのエシカルがあることを知っていただけたかと思います。ボランティア団体として、現地で活動したい気持ちが溢れだしそうですが、自分たちができるエシカル消費を通して社会の事を考えてみてはいかがでしょうか。まだまだ先行きが見えないからこそ。 


ああ~皆でたくさん汗かいたり、たくさん頭使ったり、時には泣いたり。あの青春を最後したかったな。でも今までの思い出がかけがえのないもので、IVUSAに入って心の底から思います。4年間、ありがとう❁ 


この記事を書いた人

東京白山クラブ 28期本部広報部長 嶺岸香月

高3のとき東洋大学の学祭でIVUSAに出会う。
学祭広報、新歓広報、PJ広報統括、アドマネ、本部広報部と気づいたら広報の人。
広報やりすぎて、こういう時に使う自分の写真がないことが悩みでした。
あんまり業務は好きじゃないし、スイッチはいらないとやらないダラダラ人間。
多くの人に支えられながらも無事やり遂げました。関係者各位、ありがとうございます。

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