法政大学4年(19期)
①発災時に何をしていたか。そして、何を感じたか。
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ご近所づきあいの大切さ
地震が起きた時、私は自宅でアメリカの友達とスカイプをしていました。最初はよくある小さな地震かと思いましたが、徐々に強くなり食器棚から食器が落ちるくらい、身の危険を感じるほど大きな揺れに変わりました。
私の住むところでは震度5強を観測しましたが、近くの農家では屋根の瓦が落ち、電信柱が傾くなど、これほどの地震は生まれて初めてでした。私の近所は昔からお互い助け合えるような関係ができていたので、今回の地震でもとりあえず情報交換や、お互いの両親・子供の安否を気遣うことができました。しかし、これが独り暮らしやあまりご近所づきあいがない場合、とても不安になると思いました。
③東日本大震災に対してこれからどう向き合っていこうと考えているか。
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避難者の受け入れについて
私の家から徒歩5分の旧高校に福島県双葉町の方々が集団避難されました。市外や市内のアパートや空き家に引っ越す方もいらっしゃり、昨年に比べるとその数は大幅に減りましたが、現在もまだ高校の近くを通るとたくさんの洗濯物や自動車などが見えます。
今、津波の被災地は少しずつではありますが、確実に「目に見えるかたち」で復興しつつあります。しかし原発問題は依然として滞り、双葉町をはじめとする原発から避難した方々は、いつ故郷に帰れるのかという目途もたっていません。その方々が苦しんでいるということ、その存在を決して忘れてはいけないと思います。
共立女子大学1年(22期)
物資仕分け作業に参加
①発災時に何をしていたか。そして、何を感じたか。
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3月11日、私は仙台駅内のデパートに母と妹と一緒にいました。いきなり、マネキンが倒れてきて駅を出た途端に電気が消えたのを覚えています。駅前の歩道橋には人が群がって座り、私の腕には見知らぬおばさんが怖いといってしがみついてきました。駅上の駐車場からは今にも車が落ちてきそうで、鏡は割れ、建物は傾き、駅前のタクシーは続々とお客を乗せて消えていき、多くの人がその場に残っていました。
私はその時とっさにコンビニへ行き、母と妹と水や食料を買いました。その後、片道2,3時間かけて自宅まで帰りました。その時ちょうど吹雪いていたのを覚えています。顔面の凍るような冷たさが今でも忘れられません。帰る途中にあるコンビニは人で溢れていました。中に入ると、商品が倒れてぐちゃぐちゃになった店内に長蛇の列ができていたのを覚えています。30分前まではケーキを食べていたのに、全てがあっという間に壊れたのです。一瞬で日常を失う怖さを身に染みて感じました。
③東日本大震災に対してこれからどう向き合っていこうと考えているか。
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私も宮城にいて震災に遭いましたが、内陸部に住んでいたため避難所生活も数日で済みました。給水に行き、ガスのない生活。私は家が無事だっただけ良かったのですが、あの時期は大変寒い日が続いていたので、テレビで見る被災地の方を思うと胸が苦しかったです。
私はただ、被災地の方々に送る支援物資の小分け作業しかボランティアとして参加できませんでしたが、アメリカから横浜へさらに宮城へと運んできた支援物資を見て、本当に世界中の人々が私たちのことを心配してくれているのだと実感しました。辛い日が続いていると思いますが、多くの人々がついているのだと、決して寂しくないのだと思いながら強くいてください。
共立女子大学2年(20期)
①発災時に何をしていたか。そして、何を感じたか。
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はじめは、訳が分かりませんでした
私は、地元で友達たちで集まっていました。その時は、今まで経験した地震より大きくて、びっくりしました。交通機関も止まり、電話も繋がらなくなり、周りの人達も動揺していたので、少しパニックになったけど、家に帰ると何事もなかったかのように、物も倒れていないし、代わりがなくて、アレ?と思いました。でもテレビを見ると、帰宅困難者の映像や東北の被災地の映像を見て、現実離れした様子を目にし、訳が分からないけれど、何かすごい出来事が起きていることを感じました。
③東日本大震災に対してこれからどう向き合っていこうと考えているか。
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日常の中で、少しでも協力できることをやりたい。
救援活動や募金活動には残念ながら参加できませんでした。現場に行くのに、不安がありなかなか行動できませんでした。
中野にあるとあるお店では震災の影響を受け品物が販売できない状態でした。私はそこのスタッフとして数日間、品物を販売するお手伝いをさせていただきました。
地元の方やご年配の方との会話で、泣きそうになりました。もっともっと東北のこと、日本のこと、考えて、行動したいと思いました。
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▶『Youth for the Resilience』とは
東日本大震災から10年となる今、私たち若者が自らの大切なものを守るための「備え」と「行動」を身につけることを目的とした「若者の災害対応力向上キャンペーン」です!
「#Y4R」
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被災地域で行なっていた復旧支援活動は、現在は宮城県の山元町を拠点に「東日本大震災復興支援活動」として継続しています。
今後のプロジェクト実施に向け、プロジェクトに深く関わりたい学生を募っています!
もし興味がある方は、身近な先輩に話をするか、IVUSA情報センターにその旨を送っていただくか、私に直接連絡していただいても構いませんのでご相談ください!
▶会員向け災害対応力レクチャーのお知らせ
私達一人ひとりが取るべき避難行動は生活圏・居住環境によって異なります。
この災害対応力レクチャーでは、IVUSA職員の宮﨑が、実際にあなたが暮らす地域や居住環境で必要な災害への備え、被災時行動をレクチャーします!
希望する人は会員ページ内の災害対応力レクチャーエントリーページからエントリーをお願いいたします!
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事務局 三浦 慎爾
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