法政大学4年(19期)
15次隊参加
①発災時に何をしていたか。そして、何を感じたか。
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都会の真ん中で
3月11日の発生時、私は就職活動の選考が終わり駅まで歩いていました。近くにあった工事現場が崩れそうなぐらい音を出し、最初は工事現場での事故が起きたのだと思いました。それが地震だとは思いませんでした。
やがて地震が起きたことを知り、電車も止まり、まさかあれほどの大きな被害があったことを知らなかったので、家まで歩いて帰ることにしました。6時間弱。今考えると、無謀な行動でした。
「地震が起きて怖い、余震もあるのかな」と考える余裕もなく、ただ「早く帰りたい、疲れた」という気持ちでいっぱいで、今考えると恥ずかしい気持ちでいっぱいです。
②救援活動期間中に感じたことや、エピソードなど
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私が参加した時は、復旧の活動ではなく復興に向けた活動でした。泥をかいたり、床板をはがしたりという活動ではなく(活動参加は9月)、畑がまた使えるように整備する活動でした。
確実に前を向いているのだと肌で感じ、自分ができることは精一杯頑張ろうと思えるそんな活動でした。その一方、ドライバーもやらせてもらい、移動の際に見た光景にはショックの連続でした。倒れている、また流されてしまった家屋。カーナビに映っている、あるはずの線路が流されてしまっていて、存在していないことに、自分の目を疑いたくなりました。
復興に向けた活動ができた半面、まだまだ復旧が必要なところが多々あることには心に葛藤が生じました。しかし、自分の目で見て、肌で感じたことは大きなものでした。
③東日本大震災に対してこれからどう向き合っていこうと考えているか。
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一学生より
4月から社会人となり、自由に時間が使えなくなり、直接活動できないと思いますが、一社会人として仕事の面からサポート、復興へと関わっていきたいなと思います。大震災は忌々しい記憶ではありますが、伝えていくこと、風化させないことも復興の一歩だと思うので、そういった面からも共に頑張っていきましょう。
法政大学4年(19期)
①発災時に何をしていたか。そして、何を感じたか。
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「忘れない」
私が地震を知ったのはサンフランシスコに留学中の時だった。その後すぐに家族・友人と連絡を取り無事を確認できたが、ネットを通じて流れてくる日本の状況をただただ見ていることしかできずにそのまま朝を迎えた。家を出ればいつもと同じ朝だったが、駅で配られるフリーペーパーには「Japan devastated」の文字。怖かった。授業を受けている間も気が気じゃなかった。何もできない自分がいて、ただ現状を知ることしかできない自分がいて、いつもと同じ生活を送らなきゃいけないことがもどかしいと同時に、そうしなければいけないと感じた。
しかし、周りの人からも「日本大丈夫?家族は大丈夫?」と声をかけてもらい、日本全国だけでなく、全世界のベクトルが復興へと同じ方向を向いた気がした。大きなパワーが起こっていた。遠くにいたからこそ、その力を感じ「人ってすごい」と思った瞬間だった。
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▶『Youth for the Resilience』とは
東日本大震災から10年となる今、私たち若者が自らの大切なものを守るための「備え」と「行動」を身につけることを目的とした「若者の災害対応力向上キャンペーン」です!
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事務局 三浦 慎爾
担当プロジェクトは天竜川鵞竜峡復活プロジェクト/印旛沼クリーン大作戦/カンボジア教育支援活動。
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