来たる2021年2月20日、29期学生代表・学生役員選挙が行われます。 来期を運営していく中心となる学生代表、学生幹部役員、クラブマネージャー、学生役員に選ぶこの選挙は、次期の組織を構成していく上で大きな意味をもちます。
選挙は初めての1年生、正に立候補するかどうか迷っている2年生に、選挙のことを少しでも知ってもらうために、クラブを運営してきた3、4年生の先輩たちにインタビューしてみました!
選挙に立候補する予定がある人も、迷っている人も、ぜひ一読してみて欲しい内容となっています。今回は西日本の方達にインタビューしました。
28期京都衣笠クラブ学生役員 3年 薮凌希
1. 学生役員に立候補した理由
僕は明確に何かきっかけがあったわけじゃないんですが、新歓のMT(マネジメントチーム)から始まり、クラブの部に基本入って運営に関して幅広く知識があったので、ここまで関わってしまったら、3年生になってからも何かしないといけないなと思って、役員としてクラブ支えようかなと思って選挙に出ました。
2. 役員をやっていて大変だったこと、学んだこと
大変だったのはコロナで今まで通りのやり方ができなくなったことです。今まで2年生のときに関わっていろいろ知ってしまっていただけに、逆に新しいことを考えるのは難しかったです。
いろいろ変えないといけないからこそ例年以上に役員内で会議はしていたように思います。自分たちはマニュアルがなくて苦労したからこそ、これを機に、今まで口頭で伝わっていた運営の方法などを、文章化してマニュアルを作成していきたいなと思っています。
3. 立候補を迷っている人に向けてメッセージ
役員やクラマネという場にこだわる必要は特にないと思うのですが、せっかく大学生という自由に使える時間が多い時期なので、バイトとか勉強以外にも何かしらやってもいいのかなと思います。
すでにやりたいことがあれば別ですが、もし何もできていない、何をしていいか分からないと感じているなら役員、クラマネはいい機会になるのではないかと思います。 時間はもちろん一定程度取られますし、必ずいい時間になるとか適当なことも言えませんが… かなり自由度は高いので、逆にどういう時間になるかは自分次第で、いい時間の使い方にしようと思えば、色々挑戦できて楽しい時間になると思います。
28期兵庫西宮クラブ学生役員 3年 藤井睦子
1. 学生役員に立候補しようと思った理由
選挙に出ようと決意したのは、所属しているクラブの存続のためです!
3年生の人数も少なく、役員の人数がすぐには集まりませんでした。正直、以前は役員に立候補するつもりはありませんでしたが、好きなクラブの存続とクラブを作って繋げてくださった先輩方への想いが勝ったため役員に立候補することを決意しました。
2. 役員をやっていてよかったこと、得られたこと
クラブ員との距離が縮まったことです! 私はスタッフマネージャーをやらせていただいているので、クラブ員や新入生とのコミュニケーションが以前と比べてとても多くなりました。同じクラブ内でも全員と会話をする機会はなかなかないことだと思うので、役員になったからこそ築けたクラブ員との関係性だと思っています◎
3. 1年間学生役員を務めて、“学生役員”とはどのような存在か
あまり役員という壁を感じさせないような距離感で関係性を築く事を意識して、今や後輩や新入生からも普通にツッコミを入れられるなど、気兼ねなく接してもらえるようになっています(笑)。
役員になってやらなければいけないことは増えますが、業務と同じくらいクラブ員の居心地の良さや居場所を作ることが役員の大きな役目なのではないかと思っています!
27期京都深草クラブクラブマネージャー 4年 山口智樹
1. クラブマネージャーに立候補しようと思った理由
俺は自分のクラブが嫌いだったから、それを変えたくて出ました!
それまでの深草クラブは、活動に行かないとクラブに居場所が無いっていう現場至上主義で、だからこそ先輩も厳しくて、クラブ内で作り手になってもしんどくて辞めてしまう子が多かった。「それが深草だ」って言われてきたけど、IVUSAに入会する時に、自ら行きたいクラブを選ぶのでは無く、各大学にあるクラブに入るのが当たり前のIVUSAだから、その伝統を全員に押し付けるのが俺は違うと思ったし、その状況を変えたいと思ったから。
クラマネで出たのは、負けず嫌いで、単純に誰かの下に付きたくなかったのと、今後のIVUSAでの自分の選択肢を増やすために存在感や発言力が欲しかったから。権力を持ってないと何も始まらないでしょ?笑
2. クラマネを務めて大変だったこと、学んだこと
業務面では特にない。
うちはドラクエのパーティーのように、役員それぞれが自分の仕事をしてくれたので、俺はちょー楽でした!!!
でも、強いて言うなら、役職名が先行してしまう事。クラマネだから求められることは多いけれど、クラマネになっただけで、なにか能力が上がる訳では無いからそこは努力だよね。
学んだことは、相手の立場になって考える他者理解。
クラブを運営する中で、多くの人はIVUSAを優先順位の上に置いてないということを認識するが大事。
自分たちはIVUSAで戦うと決めたから選挙に出ているけど、多くの人はそうじゃない。自分の中の当たり前の基準で方針を決めると、そこにギャップが生まれて、運営層と一般会員層の間に溝が出来てしまい、クラブとしてまとまらない。だからこそ、自分の経験を前提にした話をするのではなく、相手の中の当たり前に合わせて、最適解を探す1つの道具として経験を使うべきだということ。
3. あなたにとってクラマネとは
僕にとってクラマネとは、クラブで1番馬鹿な人! 運営層になる大学3年生は、就活や将来のために人生で1番大切な1年。だから、多くの人は合理的に考えて、選挙に出ない。でも、選挙に出る人たちは違う。そんな大切な1年を、クラブや資格とかにもならないボランティアに捧げるって決めたんよ。馬鹿でしょ。(笑)
でも、他の人にはできない判断をする人たちだから、それぞれに個性があって、魅力的なんだと思う。世の中の当たり前に逆らって、自分の人生の“今 ”を楽しめる馬鹿だから、あっと驚く新しい方法で皆を笑顔にできる。
本当のクラマネって、そんな人だと思う。楽しいよ、クラマネ。
27期大阪東大阪クラブクラブマネージャー 4年 横谷謙太朗
1. クラブマネージャーに立候補しようと思った理由
出ようと思った理由はIVUSAを中心で動かしている学生、事務局の方々とコミュニケーションを取りたかったからです。組織の中心で動いている人ならではの考え方、知識に私は興味を持っていました。そのため、役員ではなくクラマネで当選することで、それらの人たちと関わる機会が増えると思っていました。
2. 選挙立候補期間に戻るならもう一度選挙に出るか
でます!そして、もっと同期始め、先輩、後輩と話し合う機会を作れば良かったと後悔しています。この期間だからこそ腹を割って話せる事もあったなと。
3. 立候補を迷っている人へメッセージ
周りからなるものだと思われているけど、あまり乗り気で無い人。こんな自分が立候補していいのだろうかと思っている人。出たいけど勝てそうにない人。
様々な境遇があり、葛藤があると思います。そんな時は「自分にとってプラスになるかどうか」で考えてみたらどうでしょう。よく選挙期間になると「クラブのことを考えて〜」などと言いますが、どこまでいっても自分からは逃れられないですし、自分が納得していないことは嫌になります。
なので、クラマネ、役員になることが自分にとってプラスになる人はどんな境遇であれチャレンジして欲しいです。プラスにならない人は出なくていいと思います。 最後に私のクラマネをして得た経験、知識、考え方は就活で大きく役立ちました。これらは今後の社会人生活でも活きてくるだろうと思います。
この記事を書いた人
京都今出川クラブ4年 山辺大暉
こんにちは。西日本選挙管理委員会委員長の山辺大暉です。 ここまで目を通してくださってありがとうございます。 この4人の選挙に立候補した理由も、クラブのため、自分のためなど、ひとりひとり違う理由で、インタビューした私自身も編集をしていて改めて面白いと感じました。 人生一度きり、悔いのない選択を。
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