こんにちは!暑さが続く日々ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?今年の夏プロは新型コロナウィルスの影響で中止になってしまいました。しかし、コロナ禍でもできることがある!ということで、現在「Youth for the Blue 2020」をコンセプトにキャンペーンを実施中です!
そこで、今回は、「エコ(エコロジー)×エコ(エコノミー)なIVUSA プロジェクトの知恵」と題して、プロジェクト(PJ)で行われている環境とお財布に配慮した工夫を、実際の活動の流れに沿って紹介していきます。
まだPJに行ったことのない新入生のみなさんが、少しでも活動のイメージが湧くように、そして、2年生以上をメイン(もちろん1年生も!)に、いくつかのPT(プロジェクト・チーム)にも絡ませて説明していきます。
【朝】集合!現地へ出発!
活動ごとに決められた集合場所で待ち合わせをし、みんなでバスに乗って現地に向かいます。
【昼】現地に到着!活動開始!
現地のニーズに合わせて活動を行います。活動内容は、PJによって異なりますが、清掃したり、地域のお祭りのお手伝いをしたり、みんなで力を合わせて行います。
・POINT① 装備の使い方をレクチャー
活動先では様々な装備を使います。スコップやブルーシートをはじめ、非常に多くの装備を使う機会があります。これらの装備は、毎回活動に行くごとに購入しているわけではありません。長年使えるよう、丁寧な手入れと、一人ひとりの丁寧な扱いで、繰り返し使われています。装備の使い方はもちろんのこと、置き方や、片付け方まで、決まっていることが多いです。
活動に行くと初めて使う装備もたくさんあると思いますが、上級生が使い方を教えてくださるので安心してくださいね!全員が正しい使い方を理解し、大切に装備を使うことで、長く装備を使うことができます。
・POINT② 水分補給ではマイボトルとジャグが大活躍!
活動する上で欠かせないのが水分補給です!しかし、何日にも及ぶ活動だと、いくら水筒の中身をいっぱいにしても、いつかは空になります。そうしたら、その度にペットボトル飲料を購入するのか?はたまた支給されるのか?そう疑問に思う1年生も多いはず…。
そこで登場するのが、ジャグとマイボトルです!ジャグはIVUSAの装備の一つで、調理PTの人を中心に、ジャグの中の飲み物を用意してくれます。(調理PTについてはこの後説明します)
そしてジャグから、各自持参したマイボトルに飲み物を入れます。こうすれば、ペットボトルのゴミも出ないし、洗えば繰り返し使えるので環境にとても優しいです!マイボトルも、プラスチック製をはじめ様々な素材がありますが、個人的には、保冷機能がついたマイボトルがおすすめです。
・POINT③ 〈PT興味ある人必見!〉ドライバーの工夫
ドライバーは、活動を裏から支えてくれる役職の一つです。簡単に説明すると、活動中に使う道具を運んだり、調理に必要な食材の買い出しを行ったりします。
POINT②で登場したジャグも、いつかは空になるので、ドライバーの人が新しいジャグを運んでくれることもあります。IVUSAは学生主体で活動するので、このような役割も学生が担います。円滑な活動を行うために欠かせない役職です。(もっとドライバーPTについて知りたい!という人は、先輩に聞いてみてくださいね!)
ドライバーも、車を運転するからには環境に配慮した工夫をしています。あらかじめルートやスケジュールを確認しておくことで、当日効率的な運行を行います。そうすることで、走行距離が短縮され、消費する燃料の削減や、排気ガスの排出量の抑制につながるのです。
また、急なアクセル・ブレーキ操作は、エンジンに負担をかけ、燃料を消費する量が多くなるため、丁寧な操作を通して、環境に優しい運転を心がけます。
【夜】活動お疲れ様です!おいしいご飯の時間!!
お待ちかねご飯の時間です!食事の時間もかなり楽しいです。その日あった出来事を話しながら、心のこもったご飯を食べる時間は幸せです。活動によっては、現地の方々からいただいた食材が使われることもあり、その地らしさを感じることもできます。
・POINT④ 食事の際に欠かせない3つの「マイ〇〇」
活動では、この3つの「マイ〇〇」を各自必ず持参します。これがないとご飯が食べられません。それはズバリ!「マイ箸・マイ丼・マイコップ」です!食事の度に、使い捨ての食器を使っていては、大量のゴミが出てしまいますよね。各自が繰り返し使える食器類を持参し、そこに配膳することで、環境に配慮しながら食事をすることができます。
・POINT⑤ 〈PT興味ある人必見!〉調理の工夫
ここでは、活動を裏から支えてくれる役職の一つ、調理PTの工夫に触れたいと思います。本題に入る前に、少しだけ調理PTについて簡単に説明します。調理PTとは簡単にいうと、活動中の食事を作ってくれる人のことです。食事を用意してくれるのも学生です。(もっと調理PTについて知りたい!という人は、やはり先輩に聞いてみてくださいね!)
さて、本題に入ります。おいしいご飯を作る際に欠かせないものと言えば、調味料!この調味料ひとつをとっても、工夫がされています。
IVUSAでは例年、数多くの活動が行われています。そのため、夏プロといっても、8月上旬の活動もあれば、9月中旬に実施される活動もあり、時期は様々です。
そこで行われるのが調味料の引継ぎです。前後の活動同士で上手く連携することで、余分な調味料を買うことが無いようにしています。調味料に限らず、引き継げるものは引継ぐことで、少しでも無駄が生まれないように、様々な工夫がされているのです。
【番外編】
・POINT⑥ ゴミの分別もしっかり行います!
活動をしていればゴミは出ます。自治体によってゴミの分別方法は異なるため、その地の分別方法に従ってしっかりゴミを分別します。自分が住んでいる地域と異なる分別方法かもしれませんが、当たり前のことは当たり前にできるようにします!
・POINT⑦ あの人が着ている洋服、もしかしたら〇〇かもしれない?!
活動中、みんなでおそろいのTシャツを着ることが多いです。活動紹介の写真で目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。このTシャツ、いわゆる「隊のTシャツ」を略して「隊T」とIVUSAでは呼ぶことが多いです。
そんな隊Tですが、卒業した先輩からもらってお下がりとして着ている人がいます。仲のいい後輩にあげるという方もいれば、大人数が集うレセプションなどで無条件にあげる方もいるそうです。卒業したら隊Tを着る機会がないから、これからも使う場面がたくさんある後輩にあげる。素敵な話ですね。捨てずに、欲しい人にあげるというのは、非常に環境にも優しいです。
さらに、おさがりの隊Tがもたらすメリットは、環境にいいということだけではなく、コミュニケーションの輪までも広げるということがわかりました。実際にお下がりの隊Tを持っている学生によると、「どうしてその隊Tを持っているの?」と話しかけられ、コミュニケーションのきっかけになるそうです。人からもらった物を大切にすることは、巡り巡って人の縁も生み出すのですね。
さまざまな工夫がPJ内でも行われていることがわかっていただけたでしょうか?
早く活動ができるようになる日が戻ってくるのを祈る毎日ですね。
また、少しでも、活動やPTへのイメージが湧きやすくなっていただければ嬉しいです。もっと詳しく知りたいという人は、ぜひ先輩に聞いてみてくださいね!
例年とは異なる状況だからこそ、できることは何か考え、行動に移し、より多くの人に広げていきましょう!
〈ご協力いただいた方々〉
(インタビュー・写真提供) ※敬称略・五十音順
荒木昌三(京都深草28期)、飯田菜留美(東京板橋29期)、井戸隼太(京都衣笠28期)、大久保恵莉菜(東京板橋29期)、熊谷鷹治(群馬高崎29期)、間地靖文(東京市ヶ谷29期)、南沙苗(東京板橋29期)
【この記事を書いた人】
マーケティング部 東京板橋クラブ3年 堀江茉莉
今回WE DO MOREの記事を書かせていただくのは3回目なのですが、ここに載せる私の写真にはだいたい、食べ物や飲み物が写り込むことが多いことに気づきました。というより、持っている写真のほとんどに食べ物が写り込んでいることが多いです(笑)
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