今回は、番外編として、IVUSAの海外プロジェクトの活動の際、どんな食事を食べているのか?についてご紹介します。
海外プロジェクトは現地で長時間の移動があったり、帰国前の慰労会などもあり、現地の方が普段食べている食事や、レストランでの食事など、様々な食に触れることもできます。
■インド生活支援活動
まずはインドについてです。 活動の様子はこちらをご覧ください。
最近よく街で見かけるインド・ネパール料理店は北インド料理が中心で、IVUSAが活動に行っている南インドのケララ州は食文化が違います。
インドは食文化も様々で、北は小麦文化、南は米文化のです。
ケララ州は、オランダの探検家ヴァスコ・ダ・ガマが、西洋人として初めてインド航路を発見し、上陸した場所として有名です。
インドの長距離電車の中の食事はやっぱりカレー。3種類もついてきます。
活動先では専属のコックさんが、日本人に合わせてインド風のチャーハンや焼きそば、ケチャップライスなども作ってくれます。 カリフラワーを使ったゴビマンチュリアンという肉団子のような料理は日本人学生に大人気。
この笑顔です。
しかし、チャーハンや焼きそばにも少しは唐辛子が入っているので、辛いのが苦手な人は顔が真っ赤になります(笑)
地元の方からの差し入れは、南国らしくココナッツ。
※なお、インドでの活動は、一緒に活動する現地の方に合わせ、基本的にベジタリアン生活です。
■中国緑化活動
活動の様子はこちらをご覧ください。
まず、活動日の昼食はお弁当。日本のお弁当に比べボリューム満点で、砂漠の肥料にする学生もちらほら。
北京から夜行寝台に揺られて内モンゴルの包頭駅前。土地柄、漢字とウイグル語の看板 。
中国の朝ごはんは簡単な点心系の店で済ませることも多く、早朝ラーメンもその一つ。
ザ・中華料理の毎日。地域によって味付けやメインの食材が違います。
現在活動を行っている内モンゴルは羊・牛・川魚が中心ですが、予想以上に野菜が多いのも日常中華の定番です。
活動の終盤には、中心街に出てフードコートで食事。身振り手振りや筆談を駆使して食べたいものをゲットできるか?予想以上の結果と予想外の結果、悲喜こもごもの食事。
■カンボジア子ども教育支援活動
活動の様子はこちらかご覧ください。
カンボジアの活動場所では、数日間いくつかの家でホームステイをさせていただきます。
ホストファミリーが作ってくれる料理は家庭ごとに違い、カンボジアの家庭の味を堪能できます。
活動先で頑張ったあと、首都プノンペンに戻ってきてからの贅沢なバイキング。
最後に空港での打ち上げの料理。 カンボジアは中華料理の影響を強く受けている印象で、日本人にも食べやすい。
■フィリピン減災・環境保全活動
活動の様子はこちらからご覧ください。
フィリピンの場合、活動場所(地方)では、地元のお母さん方が作ってくださいます。
野菜がいっぱい。とても美味しいです。
ご飯を作ってくれるお母さんたち。
大体、朝の10時と昼の3時過ぎに「スナック」という軽食を食べるので、全部で5食くらいになります。トゥロン(揚げバナナ)ウマー。
マニラではドミトリーやユースホステルに泊まるので、そこでご飯を食べることが多いです。甘いソーセージはフィリピン名物。
移動時はお弁当を作ってもらいます。大体ご飯+1品おかず。
■ネパール山村支援活動
活動の様子はこちらからご覧ください。
ネパールは首都カトマンズから山奥の村に行って活動します。 チベットとインドの文化にも影響を受けているのがネパールです
モモという餃子のような料理。日本のインド・ネパール料理店でも食べることができます。
村に向かう途中に立ち寄ったレストラン。カレーに合わせる主食は小麦です。
村での食事は、他の活動に比べると質素です。
また、村では貴重な家畜を絞めて、食べさせていただくことがあります。 日本人も締め方を教わり、締めさせていただきます。
締め方を教わり、
思い切ってやります。躊躇すると苦しんでしまいます。
命を、いただきます。
現代日本では、誰かが行ってくれることを自ら経験することは、貴重な経験になります。
海外プロジェクトは、その国・地域の食文化に触れることも魅力のひとつですね。 旅行では経験できないことが盛り沢山ですので、ぜひご参加ください。
※海外プロジェクトには、1年生の後期(春プロジェクト)以降から参加することが可能です。
この記事を書いた人
IVUSA危機対応研究所 主任研究員 深山 恭介
IVUSA17期卒。関西事務所勤務。 災害救援活動、ロジスティックス、危機対応講習を担当。 プロジェクトでは阿蘇海環境づくり活動、雪原カーニバルなかさと協働活動、インド生活支援活動を担当。
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