【いろんな代の卒業生に聞いてみた!】IVUSAの経験は何だったのか?(前編)

今、IVUSAは新歓の真っ最中です。

 新入生の人にはあまり聞かれることはないのですが、2年・3年生がIVUSAに入会するときに、「この体験が社会に出てからどう役に立つのか?」ということを聞かれることがあります。

 会社に入るときに、会社で役立つどんなスキルを持っているかを聞かれる就職活動の逆バージョンみたいですね。

 ということで、IVUSAのいろんな代の卒業生の皆さんに、IVUSAでの経験をふり返っていただきました!



島田 晴さん(30期 関西大学卒 人材サービス会社勤務)


Q.IVUSAに入ったきっかけは何ですか?

 高校の先輩のカンボジア小学校建設活動の投稿をSNSで見て興味を持ち、先輩に話を聞きに行ったのがはじまりでした。また、大学受験では第一志望に落ちてしまったため、これまでとは違うことをして自分を変えたいと強く思っていたこともあり、IVUSAに入ることにしました。


Q.IVUSAでどんな活動をしてきたのですか?

 最初に参加したのは東日本大震災復興支援活動でした。ここで出会った先輩や同期のおかげで様々なチャンスに繋がっていきました。

 また、琵琶湖での外来水生植物のオオバナミズキンバイを除去する活動に年間チーム員として取り組みました。時期によっては毎週末琵琶湖に通って下見や現地調整をしていました。


 後はクラブマネージャー、学生代表を務めさせていただき、マネジメント側でも活動をしていました。


Q.IVUSAでの経験がどう社会人生活に活きていますか?

 今は人材紹介業の企業側の中途採用支援を行っています。IVUSAでの経験で今活きていると感じることは、社会起点の思考とシナリオ設計力です。

 世の中には優秀な人はたくさんいますが、その中でも社会起点で自分ではない誰か、地域、社会の心配をして行動してきたこと自体が明確に強みになると感じています。

 また、シナリオ設計力は「活動をどんなストーリーでエンディングまで持っていこうか?」とか、マネジメント側に立てば「この後輩をどう成長できるようサポートしよう?」など考えます。そのシナリオ設計は例えば営業として顧客に提案をしたい時、どんなシナリオなら成功するだろう?等活かせる場面はたくさんあります

 大学生という自分で自由に使える時間を、ぜひ大切に有意義に人生の財産となるよう使ってください。



池上 祐輔さん(28期 龍谷大学卒 地域おこし協力隊)

Q.IVUSAに入ったきっかけは何ですか?

記憶があいまいですが、2つ印象に残ってます。

ひとつが、友だちに誘われてなんとなく

もうひとつが、東日本大震災の生々しい映像が頭の片隅にあり、復興支援活動を行っている点に興味を持ったから。


Q.IVUSAでどんな活動をしてきたのですか?

1年生の夏プロでは東日本大震災復興支援活動に参加し、夜遅くまで住職さんにお話をしていただいたことは今でも鮮明に覚えています。

通算2回以上活動したプロジェクトは、「災害救援」「東日本大震災復興支援」「熊野市地域活性化」「子ども隊(オフライン)」「関川村地域活性化」です。

特に災害救援活動には、同期の中でもトップクラスで活動していました。


Q.IVUSAでの経験がどう社会人生活に活きていますか?

活きているというより、活かしていることですが、「思考法」ですかね。

例えば、プロジェクトマネジメント(事業、企画など)の基本、方法やチームマネジメント(対人コミュニケーション、価値観の多様性など)等、まだまだ多くあります。

現在は地域おこし協力隊として、お仕事をさせていただいていますが、地域の様々なセクターの方とお話をさせていただく中で、できる限り固定観念に縛られないように活動できているはIVUSAでの経験のおかげです。



西村 希保さん(21期 立命館大学卒 イオンで社会貢献を担当)

Q.IVUSAに入ったきっかけは何ですか?

高校生のとき、授業で世界の貧困について学んだことがきっかけで、ボランティアに興味を持ちました。IVUSAは会員数やプロジェクト数が他団体よりも多く、クラブの雰囲気が良かったこともあり入会しました。


Q.IVUSAでどんな活動をしてきたのですか?

海外プロジェクトでは中国とインド、国内は関川、天草(流木撤去)、熊野などに参加していました。

当時はいろんなプロジェクトに行ってみよう!という思いで、あちこちに行った気がします。

東日本大震災が1回生の終わりに起こってからは、被災地にも入っていました。

私たちの代は台風被害も多かったので、災害救援活動によく行っていたように思います。


Q.IVUSAでの経験がどう社会人生活に活きていますか?

私は今、イオンが行う社会貢献の部署に所属しています。仕事ではチームで考えて、関係者と交渉しながら、イベントを実施することが多いですが、IVUSAで大勢の仲間とともに、プロジェクトやクラブ運営について話し合ったことや、関係各所と調整したことが経験としてあるので、新しい事業でも自信を持って進めることができています

私の部署は、国内は北海道から沖縄まで、海外事業も行っているので出張が多いですが、どこの地域でも抵抗なく行けることも、IVUSAで経験したおかげかなと思っています。

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