振り返る東日本大震災vol.012 地元の声①【Youth for the Resilience】

東日本大震災の復旧活動をはじめ、IVUSAが実施する活動では数多くの方々と協働しています。
このシリーズを通じ、当時現場で動いていた方々が見ていたものや感じていたことを知る機会にしていただければと思います。



国際ボランティア学生協会との出会い

気仙沼市社会福祉協議会 職員

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今回の東日本大震災では、全国各地で甚大な被害を受けました。なかでも、岩手、宮城、福島の3県は、想像を絶する2次災害によって、多くの方々が、家族や財産、想い出など大切なものが奪われました。

そうした状況のなか、世界中から多くのボランティアの皆さんが、被災地へ駆けつけてくれました。特に、瓦礫撤去や泥出し炊き出しなどの災害ボランティア活動では、とにかくマンパワーが必要なときでもありました。また、災害ボランティアセンターとして、直接、被災者と向き合いコミュニケーションをとることも、大切にしたい活動でした。

皆さんの活動に、被災地の方々は勇気づけられ、地元の人間には話すことのできない胸の内を吐き出すことによって、復興に対して前向きな気持ちになりましたし、少しずつではありますが、着実に復興の道を歩んできています。

若者でしか出せない雰囲気、行動力、熱意は被災地に、元気を与えてくれたと思いますし、お会いして話をすると、それがダイレクトに伝わってきました。こういう貴重な体験をした皆さんが、将来、どのような活躍をしてくれるのかとても楽しみです。

活動期間中は、喜びや達成感もあれば、悔しさや苦しみなど様々な葛藤があったことと思いますが、いま振り返ると達成感の方が大きいのではないでしょうか。

何物にも代えることのできないこの体験を活かすのは、皆さん自身に委ねるしかありませんが、この体験を忘れることなく、社会へ羽ばたいていくことをご祈念いたします。
また、この体験を伝えていくという役割を含め、被災地のことを忘れずに、寄り添っていただければと思います。 



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▶『Youth for the Resilience』とは
東日本大震災から10年となる今、私たち若者が自らの大切なものを守るための「備え」と「行動」を身につけることを目的とした「若者の災害対応力向上キャンペーン」です!
「#Y4R」


▶一緒に東日本大震災復興支援活動を作っていく仲間を募集しています!
被災地域で行なっていた復旧支援活動は、現在は宮城県の山元町を拠点に「東日本大震災復興支援活動」として継続しています。
今後のプロジェクト実施に向け、プロジェクトに深く関わりたい学生を募っています!
もし興味がある方は、身近な先輩に話をするか、IVUSA情報センターにその旨を送っていただくか、私に直接連絡していただいても構いませんのでご相談ください!


▶会員向け災害対応力レクチャーのお知らせ
私達一人ひとりが取るべき避難行動は生活圏・居住環境によって異なります。
この災害対応力レクチャーでは、IVUSA職員の宮﨑が、実際にあなたが暮らす地域や居住環境で必要な災害への備え、被災時行動をレクチャーします!
希望する人は会員ページ内の災害対応力レクチャーエントリーページからエントリーをお願いいたします!


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事務局 三浦 慎爾
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