▶直下型地震の特徴は?
三浦「直下型地震と聞くと、熊本地震や阪神淡路大震災が浮かびますが、どんな特徴があるんでしょう?」
宮さん「一言でいうと”足元で起きる地震”だね。緊急地震速報と同時に揺れるくらいの近い場所で起きる地震かな」
三浦「一体どんな揺れ方なんでしょう。僕は経験したことがありません、、」
宮さん「揺れ方としては”縦揺れ”と言われるよね。下から突き上げるようにドンッ ガタガタってきてガァーグラグラと揺れるような感じと被災された方は言うかな」
三浦「そんな揺れ方だと、逃げるまもなく家具とかも一気に倒れてしまいそうですね」
宮さん「そうそう。ブラウン管テレビって知ってる?」
三浦「はい、子どもの頃家にありました」
宮さん「それが水平に飛んできたって山古志の人が言ってたよ」
三浦「アレが飛んでくるんですか。。」
宮さん「ぶつかったら怪我じゃ済まないよね」
三浦「だから家具の転倒防止が必要なんですね。そんな強い揺れだと建物の耐震も必要になってきますよね」
▶都市型地震
三浦「家具転倒の他にも、地震後の火事にも備えないといけないなと思うんですけれど、必要な備えって何ができるんでしょう」
宮さん「そもそも地震と火事のイメージがつながってるのってなんで?」
三浦「教科書の関東大震災や阪神淡路大震災とかの印象が強いです」
宮さん「教科書か。笑 それらの地震の時には、古い木造住宅が密集して建てられた市街区で、家屋が倒壊した結果、初期消火が出来ず大規模な火災延焼に至ったケースがあったね。ただ、現在ってそんな地域ってどれくらい残っているかな」
三浦「確かにそうですね。家屋が倒壊しなければ、火災延焼もしにくいですし初期消火活動もしやすいですもんね。「地震だ火を消せ」という言葉もありますし」
宮さん「「地震だ火を消せ」はもう昔の話だね。今ガスは震度5強で止まるマイコンメーターがついているから、自動で止まるよ」
三浦「そうなんですね、それなら無理に消しに行ってやけどするよりも揺れが収まるまで身の安全を確保したほうがいいですね」
宮さん「知っておいてほしいのは、出火させないという意味でも”通電火災を防ぐこと”かな」
三浦「避難するときにはブレーカーを落とすというのを聞いたことがあります」
宮さん「不燃化、耐震化が進んだ現在の街でも火事を起こさないことが重要。その一つの行動が命を守ることに繋がるから、ぜひみんなにも覚えておいてもらいたいね」
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▶『Youth for the Resilience』とは
東日本大震災から10年となる今、私たち若者が自らの大切なものを守るための「備え」と「行動」を身につけることを目的とした「若者の災害対応力向上キャンペーン」です!
「#Y4R」
▶『ゆるぼう(ゆる防災)』とは
Y4Rキャンペーンの取り組みの一つで、
「調べれば分かるけど、そこまでじゃない話」をコンセプトに、事務局の宮さんと三浦が防災・減災に関する様々なテーマについて話し合うシリーズです!
今後も「防災袋に入れておくべきものは?」「避難生活時に気をつけるべきことは?」などなどのテーマを予定しています!
▶会員向け災害対応力レクチャーのお知らせ
私達一人ひとりが取るべき避難行動は生活圏・居住環境によって異なります。
この災害対応力レクチャーでは、IVUSA職員の宮﨑が、実際にあなたが暮らす地域や居住環境で必要な災害への備え、被災時行動をレクチャーします!
希望する人は会員ページ内の災害対応力レクチャーエントリーページからエントリーをお願いいたします!
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事務局 三浦 慎爾
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