結果報告~コロナ禍でのサークル活動意識調査~


こんにちは!マーケティング部の板橋クラブ4年室井です。

マーケティング部、と言われても何しているのかあまり知らないですよね…? 


毎月配信しているこのWEDOMOREの作成以外に、今後に活かせるようなアンケートの作成・分析もしています。8月にも「コロナ禍(現在、今後含む)でのサークル活動に対する学生の意識調査」を実施しました。

今回はその調査結果をみなさんに共有したいと思います! 


調査は「オンラインでの活動に対してどう感じているのかを知り、後期新歓や来期に活かすこと」を目的として実施しました。


「コロナ禍で急速に普及したオンラインでのサークル活動、実際会員のみんなはどう思っているの?」「どんなことが出来たらみんなが楽しく参加できる?」

…そんな悩みを抱えてクラブを運営している人たちも多いのではないでしょうか。

このアンケート結果がお悩みを解決する手助けになれば幸いです!






【コロナ禍でのサークル活動意識調査】

会員数2,157名のうち、27%の593名の方に回答していただきました。ご協力ありがとうございました! 

さっそく設問ごとに結果を見ていきたいと思います。  


Q. オンラインでの授業には慣れましたか? 

後期になって対面授業も始まった大学もありますが、前期はほとんど全ての大学がオンライン。さすがにみなさん慣れたというのが結果からわかります。 



Q. コロナ禍で一番大変だと思うことを教えてください。 

いつもと違う生活が始まって、学生たちにとって何が一番大変だったのでしょうか? 


 「人と会えない」が約半数、次いで「大学に行けない」「大学に通えない」という結果になりました。電話等で話していても、やっぱり直接会えないというのは相当寂しいですよね。大学でだらだら友達と話す時間が恋しいです…。  



Q. オンラインでの課外活動で残念なこと・嫌なことを1~3の順で教えてください。

オンラインで嫌なこと、対面だったらできたはずなのに…ということも多いでしょう。 

継続会員と新規会員で選択肢を変えて回答を求めました。 


▼継続会員 


 「コミュニケーションがとりにくい」が多い結果に。人と会えないことに大変さを感じているのはこれが理由だと思われます。LINEの文面だけでは伝わらなかったり、ちょっとした合間の雑談ができなかったり、コミュニケーションがとりにくいことで関係性を深めるのもむずかしいですね。 

また、プロジェクトができず寂しかった今年の夏。楽しみにしていたプロジェクトやクラブ事業が出来ないのは残念、ということでやはり「活動、企画が実施できない」も多くなっています。


▼新規会員

圧倒的に「ボランティア活動ができない」が多い、そりゃそうだ。入会理由で最も多いのは、ボランティアがしたいから。せっかく入ったのに、活動ができてないというのは残念すぎます。 


そしてこれよく聞きます、「友だちができない」。



Q. オンラインでの課外活動で良かったことを1~3の順で教えてください。

 嫌なことだけではないはず!対面じゃなくなって逆に良かったことはあるのでしょうか。 

▼継続会員 


1位は「イベントや会議に気軽に参加できるようになった」。 
オンラインだと場所移動がない、顔出しをしなくても平気、ということもあって参加するハードルが低くなったのでしょうか。普段は行きづらい他大学のイベントにも参加しやすくなりましたよね!また、会議と言われると堅そうで参加に躊躇してしまいますが、ZOOMなら参加してみようかな!と会議の出席者も増えたような気がします。 


2位で多かったのは「企画が実施しやすい」。
オンライン上で行うことで対面と比べて準備することが格段に減りました、前に比べて交流メインの楽しい企画は作りやすくなったのでは! 


そして「ビデオ通話で顔を見ながら会議する音が増え話しやすくなった」。
これは連絡ツールにZOOMが増えて良かったことですかね。これ個人的にすごく共感で…!他大学の初めましての人と電話で話すとき、どうしても壁を感じていましたが、ZOOMが主流になってからその壁が薄くなったかも。話しているときに表情が見えるって大事ですね。 


▼新規会員


「移動が減った」が1位でした。交通費・時間がかからないのはやはり嬉しい。 

「初めての機能(ZOOM等)が新鮮だった」も多かったです。コロナ禍でパソコンに強くなった!と考えるとすごく良いことに感じます。 新規会員は突出して良かったことは少なく、均等な印象です。 

会えなくなったことでマイナス面が増えたと思いきや、意外とプラスになった面も多いかもしれませんね!  




お次は会員の充実度、不安・不満度について聞いてみました。オンラインでの活動でどれだけ満足できているのかがここから見えてくるかもしれないですね。 


Q. 現在の課外活動の充実度について最も当てはまるものを選択してください。 

「どちらかといえば充実していない」、次に「どちらかといえば充実している」という結果でした。継続会員は今までのIVUSAでの活動と比較してしまうが故、マイナスな結果になりがちな気がします。 



Q. 現在の課外活動の不安・不満度について最も当てはまるものを選択してください。 

やはり継続会員の方が不安度も高い。この先どうなるのか、活動ができるのか、不安なこと多いですよね。この不安・不満を解消することができれば、来期も続ける人が増えるのではないでしょうか。



Q.どのような社会貢献活動があれば参加したいと思いますか。 

コロナ禍でも活動したい!どんな活動ならみんな参加したいと思うのでしょうか。 

全体的に「どちらかといえば参加したい」が多かったです。

人と会いたい、ボランティア活動がしたい学生が多くいることから、 「小規模対面活動」は最も参加したいが多い結果になりました。 


また、現在も実施しているクラブがある「オンライン子ども支援」も多かったです。
「自分のスキルアップのためのワークショップ・セミナー」が多かったのは個人的に驚きでした!自分の成長に繋げようとする姿勢は素晴らしいです。 

コロナ禍でみんなが模索しながらではありますが、新たな活動機会を作っていけたらいいですね! 



Q. コロナ禍でどんなことが出来たらいいと思いますか。(自由記述) 

コロナ禍でもやりたいことは何ですか!というざっくりした質問にも関わらず多くの方が記述してくれました。新規会員で書いてくれていた人が多かったのが嬉しかったので、一部紹介します。  


・新入生同士で交流する場を設ける(市ヶ谷31期、今出川31期、白山31期他) 

この回答すごく多かったです。「友だちができない」という意見も多かったですし、もしかしたら新規生同士がメインで話が出来る場って意外と少ないのでは?


・営業時間短縮の影響で打撃を受けた飲食店を支える取り組みをする(世田谷31期) 

・老人ホームの人とリモートで交流(上賀茂31期) 

・医療従事者の方になにかしら支援ができたらいいなと思う(板橋31期) 

・各自でできることを全国でするキャンペーン →IVUSA以外の人にも輪を広げる(吹田31期) 


今年入会した学生は、社会貢献したい!という気持ちが強い人が多いのかもしれません。上級生や運営層だけで考えなくても、新規生からの意見を聞いて出来ることも多いのではないでしょうか。 活動が制限されている中でも、いま出来ることを見つけて実施していきたいですね! 





最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 

今回は集計結果を抜粋して紹介しましたが、この結果以外にも設問間の関連や他のアンケートとの関連も分析しました。その結果も運営に活かしてもらえたらと思います。  


また、先日「会員の実情から学ぶ!マーケティング勉強会」というオンラインイベントを実施し、この調査の結果を元にアンケートの作成・分析について学びました。自分のスキルアップのためのイベントですね!IVUSAで活動していく上でも、将来にも、活かせる知識を得ることが出来たと思います。 


今後も実施すると思うので、興味のある方はご参加お持ちしています◎ 



この記事を書いた人 

情報管理室マーケティング部部長 東京板橋クラブ4年室井彩音 

大学でもIVUSAでも何度かアンケート分析をしてきたにも関わらず、すっかりやり方を忘れていて勉強しないとダメだな…と反省しました。最近は卒業論文でも分析に苦戦しています、頑張ります。 

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