2分間で自信がつく。誰でもできる「ハイパワーポーズ」


3月も終盤になり皆さんいかがお過ごしでしょうか。

4月からの新歓に向けて各大学とも忙しい時期ですよね。特に今年は新型コロナの影響もあって、先行き不透明感も強いです。

新たな年を迎えると、今までの自分の立ち位置とはまた違った役割を求められる人も多いかと思います。


ところでこの記事を読んでくれている人の中で、人前に立つと緊張してうまく話ができないなど、人前に立つのが苦手という人はいるでしょうか。 

そんな人たちに、今回は「ハイパワーポーズ」というものを紹介したいと思います。 ハイパワーポーズとはハーバード大学の社会心理学者、エイミー・カディ氏が提唱したもので簡単に言うと「自身が持てるようなポーズをすることによって、本人の心の持ちようも変えてしまう」と言ったものです。


どういった行動がハイパワーポーズになるかというと、体を大きく広げるようなポーズで

例えば、両手を大きく広げる、腰に手を当てて胸を張るなどのポーズがあげられます。スーパーマンがやるようなポーズですね。




こういったポーズを2分間行うことで、脳内ホルモンが変化し、テストステンという自信を高めるホルモンが上昇し、コルチゾールというストレスホルモンが減少する効果があったそうです。 逆に、自分の体を小さくするポーズ、例えば体育すわりのようなポーズや、椅子に座って腕を組むようなポーズは反対の効果があったそうです。 


こういった姿勢は防御的姿勢ともいわれ、その人が無意識に感じている不安やストレスから身を守るために行うポーズともいわれています。病は気からというという慣用句もありますが、気持ちはポーズからという風な言い方もできるかもしれません。  


さて、話を最初に戻して人前で話すのが苦手と感じている人は、今後そういった機会があったときは是非このポーズを実践してみてください。話をする前に、内容を再確認しようと資料に目を通したり、スマホで確認したりという体を小さくする姿勢はまさに防御的姿勢と同じで、あなたの不安をより高めてしまいます。それよりも、このハイパワーポーズをとって、自信を高められるように集中したほうが話もうまくいくかもしれません。 


人前でやるのはちょっと恥ずかしいという人はトイレの鏡の前などでやることをお勧めします。 また、4年生の皆さんはこれから就職活動で面接をする機会が多くなると思いますが、その時にもこのハイパワーポーズをすることで、不安や緊張を和らげ自信を高めることができるので、是非やってみてください。 


最後に、今回の内容をもっと詳しく知りたい人はカナダで行われている世界的講演会「TED Conference」でエイミー・カディ氏が演説した際の動画がありますので見てみてください。



【この記事を書いた人】 

佐藤 悠 事務局員

学生組織では、関東での研修やホームページの製作などをしています。プロジェクトでは、新潟県長岡市での活動や竹林整備活動を担当。 

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